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京都はオーバーツーリズムのせいで足が遠のきます

京都はオーバーツーリズムのせいで足が遠のきます


週末に小旅行をするのに、かつては京都は最高の都市でした。世界遺産の神社仏閣も多数あり、それでいて大都会で何かと便利な都市だからです。


しかし、最近は余りにも観光客が多くなり過ぎ、いわゆるオーバーツーリズム状態で、地元の人の生活にまで影響が出るほどほどです。それにつれて、日本人が心の故郷を感じる京都は遠のいて行った感があります。


そんな状態を敬遠して、最近ではもう一つの古都、奈良を訪れる様にしています。しかし奈良も奈良公園周辺の興福寺・東大寺・春日大社辺りは京都と同様になりつつあります。


それでも、奈良公園を少し離れた世界遺産の元興寺のあるなら町や、新薬師寺のある高畑界隈や、少し離れた西ノ京の薬師寺や唐招提寺は、まだまだゆっくりと楽しめます。また平城宮跡の北側に位置する佐保路の寺々等はさらに静かで、古都の風情を楽しめます。


観光は貴重な産業の一つですが、それも行き過ぎると、リピーターの足は遠のき、やがて下火になると推定されます。何事にも適度なキャパがあると言う事でしょう。


そろそろ大阪・京都・奈良の世界に向けてのPRはセイブすべき時期が


来ているのはないかと思います。余りに調子に乗って集客し続けると、やがて大きな反動が来るように思いますが、いかがでしょうか。